2026年1月よりカヤックやSUPのレンタルが「完全登録制」へ
ハワイの観光スタイルが「量から質」へ大きく転換する中、2025年に成立した新法「Act 128(議会提出時の法案名:HB1316)」が、2026年1月1日より正式に施行されました 。
これにより、州立公園内の水域における商業用レンタルが厳格化されます 。カヤック、SUP(スタンドアップパドルボード)、カヌーなどの船舶を貸し出す事業者は、州への登録と識別番号の表示が必須となりました 。これからは、無登録業者による安易なレンタルは完全に排除される流れとなります 。
「業者側のルールだから、借りる側の観光客には関係ない」と思ってはいけません。 もし知らずに州の認可を受けていない違法業者から機材をレンタルしてしまった場合、旅行者は以下のようなトラブルに巻き込まれるリスクがあります。
- ツアーの突然の中止・機材没収: 当日、州の監視員(DLNR)の取り締まりにより、アクティビティがその場で強制終了され、機材が没収される可能性があります。
- 保険の不適用: 万が一、海で事故や怪我が発生した際、違法業者の機材やツアーでは海外旅行保険や業者の賠償責任保険が一切下りない危険性があります。
トラブルを避けるため、予約前には必ずショップのウェブサイト等に「州の登録番号」が記載されているか確認してください。
特に規制が厳格化される3つの主要エリア
今回の規制強化において、特に観光客に人気の高い以下の3箇所の州立公園が対象として明示されています 。
- カウアイ島のワイルア川州立公園 Wailua River State Park
- ハワイ島のケアラケクア湾歴史州立公園 Kealakekua Bay State Historical Park
- オアフ島のアフプアア・オ・カハナ州立公園 Ahupuaʻa ʻO Kahana State Park
これらのエリアで大自然を満喫するアクティビティを計画する際は、事前のショップ選びがすべてと言えます。個人で適当な業者から機材だけを借りてエントリーすることはできなくなっているため、必ず「公式に認可された正規ショップのツアー」を利用しましょう。
💡 賢く安全に予約するヒント
現地の英語サイトで認可番号を一つずつ調べるのが不安な場合は、身元やライセンスの審査があらかじめ行われている大手のオプショナルツアー予約サイト(Veltraなど)を経由して、正規催行会社のプランを確保するのが最も確実で安全な方法です。
海だけじゃない! すでに厳格な規制下にあるウェディングフォトやビーチ撮影の既存ルール
ハワイでのアクティビティ規制は、海の上だけにとどまりません。日本人に人気のビーチフォトやウェディングフォトなどの商業撮影は、実はすでに非常に厳しい規制下にあります 。
オアフ島を例に挙げると、マカプウからカイルア、ノースショアの一部といった人気エリアでは、商業車両の乗り入れや商業撮影自体が厳しく制限されています 。公園やビーチでの撮影には、有料のパーミット(許可証)取得が義務付けられており、土日祝日の撮影には追加料金が発生する仕組みで、ハワイでの思い出作りには事前のルール確認が欠かせません。
オーバーツーリズムから自然と住民の生活を守るための決断
これらの厳しい規制強化の背景には、無許可業者による混雑やサンゴ礁の破壊、そして地元住民の生活環境の悪化という深刻な実態があります 。
ハワイには「マラマ(思いやり、大切にする)」という言葉がありますが、これらの新ルールは観光客を排除するためのものではありません。事業者から徴収される登録料は、州立公園の清掃や環境維持に直接役立てられ、ハワイの自然を次世代へつなぐための財源となります 。
2026年以降のハワイ旅行では、ルールを守る「公式な事業者」を選ぶこと自体が、私たちができるハワイへの最高の恩返し(環境保護への貢献)に直結します 。正しい情報を持ち、ハワイの文化と自然を尊重するマインドこそが、より豊かで価値のある旅の体験を生み出す鍵となります 。
2026年以降のハワイは「ルールを守るショップ選び」が新常識
2026年1月からスタートした「Act 128」により、ハワイの州立公園でのアクティビティは大きな転換期を迎えました 。
これからのハワイ旅行で私たちが意識すべきポイントは、とてもシンプルです。
- 「公式認可」の事業者を選ぶこと: 無認可の違法業者を避け、識別番号を持つ正規ショップを選ぶことが、現地でのトラブルを未然に防ぐ唯一の方法です 。
- 旅を通じてハワイに貢献する: 私たちが支払うツアー代金や登録料は、ハワイの美しい海や山を次の世代へ引き継ぐための貴重な財源へと直結しています 。
お気に入りのビーチでカヤックやSUPをのんびり楽しむ。そんな当たり前の一時をこれからも続けていくために、ハワイが下した「マラマ(思いやり)」の決断を、私たち旅行者も正しい知識でサポートして行かなくてはなりません。
次にハワイへ行く際は、ぜひ「安心できる正規の体験プラットフォーム」から、確実な予約を済ませて出発してください。
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➔ハワイ宿泊税18%の誤解を解く!実はわずか0.75%の増税と旅費が高い本当の理由
また、2026年以降のハワイ旅行に欠かせない最重要キーワードが、ハワイ語で「思いやり」を意味する『マラマハワイ』です。観光規制の根底にあるハワイの真意と、私たちが大自然をリスペクトしながら旅を楽しむための基本ルールを、こちらの記事に分かりやすくまとめています。
➔ハワイの新常識「マラマハワイ」の基本と旅行者が守るべきマナー
参照リンク(公式情報)
ハワイ州議会:HB1316 法案詳細 Hawaii State Legislature - HB1316
ハワイ州国土天然資源省 (DLNR) 州立公園局 Division of State Parks - Hawaii.gov
ハワイ州立公園 特別許可証(パーミット)について State Parks Special Use Permits
免責事項(Disclaimer)
法的助言の否定:
翻訳には細心の注意を払っておりますが、原文(英語)と翻訳の間に相違がある場合は、常に原文が優先されます。また、法律や規則は議会や行政機関の決定により随時更新・変更される可能性があるため、常に最新の公式情報を確認してください。個別の規制:
州立公園内での活動には、本法(ACT 128)以外にも、州国土天然資源省(DLNR)が定める個別の規則や、各島・各公園固有の制限が適用される場合があります。実際の活動にあたっては、各公園の管理事務所や公式サイトの指示に従ってください。例えば個人所有のSUPを使用する場合は州立公園ごとにルールが異なります。利用の自己責任:
本情報の利用により生じた直接的・間接的な損害やトラブルについて、当方は一切の責任を負いかねます。
