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赤ちゃんもESTAは必要|子連れハワイ旅行で家族全員が申請する完全手順

赤ちゃんや子どもも必要な子連れハワイ旅行のESTA申請手順と費用目安と手順を解説

「0歳の赤ちゃんにもESTAは必要?」「家族の分をまとめて申請できる?」「いつまでに、いくらかかる?」

子連れでハワイへ行く準備で、最初につまずきやすい疑問です。結論から言うと、ESTAは年齢に関係なく1人ずつ必要で、家族4人なら申請は4回になります。承認がないまま空港へ行くと、搭乗を断られる可能性があります。この記事では、米国税関・国境警備局(CBP)の公式情報と、公式申請サイトの画面(2026年11月1日に確認)をもとに、子連れ家族が迷いやすい点を順番に整理します。

ESTAは子どもも1人ずつ必要|年齢に関係なく申請が要ります

ESTA(エスタ)とは、日本などビザ免除プログラム(VWP)の対象国の国民が、観光や商用で90日以内に米国へ入国する前に取得する電子渡航認証です。米国にはハワイも含まれます(出典:CBP「ビザ免除プログラムとESTAに関するよくある質問」)。

子どもの扱いについて、CBPは、保護者などの同伴の有無にかかわらず、子どもも年齢に関係なく個別のESTA承認が必要と案内しています。0歳の赤ちゃんも例外ではありません。また、親族や旅行会社などの第三者が、旅行者に代わって申請することも認められています。子どもの分は、保護者が代わりに入力して申請できます(出典:同FAQ)。

公式サイトのヘルプ(2026年11月2日確認)にも同じ内容があり、同伴しているかどうかや年齢に関わらず、子ども自身のESTA承認が必要と書かれています。また、親のパスポートに併記されている子どもには、ESTAの申請資格が与えられません。子ども自身の、期限が切れていないパスポートが必要です。

ESTAの承認を受けないまま米国行きの飛行機に乗ろうとすると、搭乗を断られる、手続きが遅れる、米国の入国地点で入国を拒否される、のいずれかになる可能性があります(出典:同FAQ)。旅行の日程そのものが崩れる恐れがあるため、子連れ旅行では、航空券の準備と並行して早めに進める手続きです。

ESTAの前に、子ども用のパスポートが必要です

ESTAは、渡航に使うパスポートごとに承認される仕組みです。そのため、子どもも自分のパスポートを持っていることが前提になります。米国務省は、乳幼児を含む家族全員が、それぞれ自分のパスポートを持つ必要があると案内しています。さらに、ビザ免除プログラムで使うパスポートは、ICチップ付きの電子パスポートで、顔写真のページに機械読み取り部分(MRZ)があることが条件です(出典:CBP FAQ)。

日本で子どものパスポートを新しく作る場合の目安は次のとおりです。

  • 種類:18歳未満は、有効期間5年のパスポートを申請します。
  • 手数料(2026年7月1日以降の申請):オンライン申請は4,400円、窓口申請は4,800円です。以前は12歳未満と12歳以上で金額が違いましたが、現在は区別がありません(出典:外務省の手数料改定の案内、各都道府県の案内)。
  • 受け取り:申請した本人が受け取りに行く必要があり、赤ちゃんも例外ではない、と自治体は案内しています。代理人や郵送では受け取れません(出典:堺市の案内。他の自治体は各窓口で確認してください)。
  • 日数:申請から受け取りまで、最短で2週間程度かかります。不備があるとさらに延びます。2026年7月の手数料改定の前後は申請が増えて、受け取りまでの日数が延びると案内されていました(出典:香川県パスポートセンターの案内)。受け取り予定日は、お住まいの自治体や、受け取り可能日を調べる「パスけん」で確認できます。

ESTAの申請そのものは、子どものパスポートが手元に届いてからになります。航空券を買う前に、パスポートの有無と有効期限を確認しておくと、予定が崩れません。

申請に必要なものと費用|家族4人で162.48ドル

1人分の申請に必要なもの

公式申請サイトの案内(2026年11月1日確認)では、旅行者1人につき、次のものが必要です。

必要なもの内容
パスポートビザ免除プログラム対象国が発行した有効なパスポート
自撮り写真旅行者本人の写真
メールアドレス有効なもの
自宅の住所と電話番号旅行者本人の自宅
緊急連絡先電話番号とメールアドレス

次の情報も求められる場合があります。別名や別称、国民IDまたは社員ID、グローバルエントリー/NEXUS/SENTRIのID番号、雇用主の住所と電話番号、米国内の連絡先の氏名・住所・電話番号です。該当する場合だけ入力します。

費用は1人40.62ドル|家族の人数分かかります

申請費用は、申請1件あたり40.62ドルです(2026年10月16日から。以前は40.27ドル)。ESTAの費用は、米国の法律にもとづいて毎年見直されます。内訳は、申請の処理手数料10.62ドルと、承認されたときに加わる30.00ドルです(出典:ESTA公式サイトのヘルプ、2026年11月2日確認)。公式の案内では、手数料は申請するすべての申請者に請求されると書かれていて、年齢別の料金の記載はありません。子どもの分も、申請1件ごとに同じ金額で計算しておくと安全です。

承認されなかった場合は、処理手数料の10.62ドルだけが請求され、30.00ドルは請求されません。カード会社やペイパルが別に請求する手数料について、CBPは責任を負わないとしています。

人数合計(ドル)参考の円換算
1人40.62約6,400円
2人81.24約12,900円
3人121.86約19,300円
4人162.48約25,700円
5人203.10約32,100円

※円換算は、2026年10月22日の仲値1ドル=158.24円で計算した参考値です(三菱UFJ銀行の公表相場)。カード会社の為替手数料は含みません。

支払いに使えるのは、マスターカード、ビザ、アメリカン・エキスプレス、ディスカバー、ペイパルです。画面には、ディスカバーはJCBまたはダイナースクラブのカードの場合、という旨の表示があります。クレジットカードの情報は、申請の最後に入力します。グループで申請した場合は、全員分を1回の決済でまとめて支払えます。

公式サイト以外の代行サイトを使っても、承認が早くなることはありません。CBPは、ESTAについて案内する民間のサイトは、DHSや米国政府とは無関係だとしています。申請は、公式サイト(esta.cbp.dhs.gov)から行います。

家族まとめて申請する手順|公式サイトの7ステップ

公式サイトの画面には、申請の進み具合を示す7つのステップが並びます。申請は、個人でも、2人以上のグループでもできます。

家族でまとめる場合は、最初にグループを作ります。公式サイトのグループ申請のページ(2026年11月2日確認)には、最大50件までの申請をまとめて一括で支払えること、グループのメンバーが一緒に渡航する必要はないことが書かれています。

グループの連絡担当者は18歳以上の人で、姓名・生年月日・メールアドレスを入力します(組織名の欄は任意です)。入力すると、登録したメールアドレスにグループID(グループの番号)が届きます。グループIDと連絡担当者の情報は、グループの申請を表示する、状況を確認する、一括で支払う、内容を更新する、申請を追加・削除する、といった操作のたびに必要です。メールは保存しておいてください。

グループの画面では、手順が「グループ連絡先の作成」「申請と支払いのステータスを管理」「申請状況の確認」の3段階で表示されます。公式サイトの案内では、グループの申請は、手数料を全額支払うまで審査が始まりません(出典:CBPの発表、公式サイトの案内)。ただし、グループにしても、入力は渡航者1人ごとに別々の申請フォームで行います。

  1. 免責事項に答える:保護者が子どもの分を申請するときは、「権利の放棄」のセクションに、第三者が申請する場合に選べる2つ目の選択肢があります。子どもの保護者として、質問や宣誓に誠実に答える必要があります(出典:公式サイトのヘルプ)
  2. 申請者の情報を入力する:パスポートの情報です。次の項目で詳しく説明します
  3. 個人情報を入力する
  4. 渡航情報を入力する
  5. 適格性に関する質問に答える:感染症、特定の犯罪での逮捕・有罪歴、ビザの取り消しや強制送還の経歴などについて、「はい」か「いいえ」で答えます(出典:CBP FAQ)
  6. 申請内容を確認する
  7. 支払う:グループで申請した場合は、全員分をまとめて1回で支払います

ステップ2:パスポートの情報を入力するとき

「申請者の情報」の画面の右上には、「旅券をアップロード」のボタンがあります。パスポートの顔写真があるページ全体の画像をアップロードできます。取り込むと、パスポートの情報が入力欄に自動で入るため、手入力の手間を減らせます。アップロードしたデータは、パスポートの記載と一致している必要があります。ファイル形式は、gif、png、jpg、jpegです。カメラで撮るときは、パスポートのページ全体を写し、MRZが写真に完全に入るようにして、画像がはっきり読み取れるか確認します。取り込みが終わると、パスポートの情報が入力欄に自動で入ります。

入力する項目は、姓、名、パスポート番号、発行国、発行日、有効期限、市民権・国籍、生年月日、性別、出生した市区町村名、出生国などです。画面の下には、「別の市民権・国籍」を持っているかを答える欄もあります。回答はすべて英語で、赤い星印(*)の付いた欄は必須です。

子どもの分を入力するときの注意点

  • パスポートの表記と一致させます:氏名やパスポート番号は、パスポートの表記どおりに入力します。
  • 家族でも、フォームは1人ずつです:子どもの分は、保護者が子どもの情報を入力します。
  • グループの支払いは、7日以内に済ませます:グループの2件目の申請を送信してから7日以内なら、いつでも支払えます。7日目以降は、その申請とグループIDにアクセスできなくなり、グループの連絡担当者が申請情報を再送信することになります(出典:公式サイトのヘルプ)。家族全員分の入力は、1週間以内に終わらせます。
  • 申請の最後に、控えを残します:CBPは、申請の結果を印刷して、申請番号を記録しておくことを勧めています。ブラウザを閉じると、申請内容の全文は印刷できなくなり、ESTAの状況だけを確認できる状態になります。家族の人数分、結果の画面を保存・印刷しておくと、確認がすぐにできます。
  • ESTAの状況は、航空会社にも伝わります:DHSが、ESTAの状況を航空会社に連絡します。それでも印刷しておくことが勧められています(出典:CBP FAQ)。

承認後から出発前に確認すること

有効期間と、再申請が必要になるケース

ESTAの承認は、通常2年間、またはパスポートの有効期限のどちらか早い日までです。承認されると、有効期限の日付が表示されます(出典:CBP FAQ)。子どものパスポートは有効期間が5年のため、残りの期間が2年より短い場合、ESTAの有効期限もそれに合わせて短くなります。次の旅行の前には、家族全員分の有効期限を確認しておくと安心です。

次のいずれかに当てはまる場合は、新しいESTAの申請が必要です。申請のたびに、同じ手数料がかかります(出典:CBP FAQ)。

  • 新しいパスポートが発行された
  • 氏名が変わった
  • 国籍が変わった
  • 申請時の「はい」「いいえ」の質問への回答の前提が変わった

子どもが成長してパスポートを切り替えたときも、ESTAは新しく取り直します。

申請はいつまでに?

CBPは、申請はいつでもできますが、できれば旅行を計画し始めたらすぐに行うよう勧めています(出典:CBP FAQ)。CBPは、出発の72時間以上前に申請するよう勧めています(CBPの発表)。日本の外務省などの案内でも、72時間以上前の申請が推奨されています(2026年10月22日確認)。余裕をもって、航空券の予約と同じ時期か、その前後で申請しておくと安心です。

入国時は、子どもも顔写真の撮影の対象です

2025年12月26日に施行された米国の規則(DHS・CBPの最終規則)で、入国・出国の際に、非米国市民の顔写真を撮影できる対象から、これまで除外されていた14歳未満などの年齢による例外がなくなりました。子どもも、大人と同じように顔写真の撮影を求められる場合があります。

ESTAが承認されなかった場合

ESTAの申請が拒否された場合、旅行を続けるには、米国大使館または領事館で非移民ビザを申請する必要があります(出典:CBP FAQ)。

税関申告や持ち込み品は、別の記事で確認できます

食品や薬を持ち込む場合の申告のルールは、この記事では扱いません。子連れでは、離乳食やおやつ、子ども用の薬を持っていく家庭が多いため、出発前に次の記事で確認してください。

まとめ|「全員分、公式サイトで、早めに」で大丈夫

赤ちゃんの分だけ忘れても、その子は搭乗できない可能性があります。けれど、確認する点は少なく、次の5つを覚えておけば、手続きは落ち着いて進められます。

  • ESTAは、0歳の赤ちゃんを含め、家族全員が1人ずつ必要です。保護者が代わりに申請できます
  • 先に、子どものパスポートを用意します。18歳未満の5年用は、オンライン申請が4,400円です(2026年7月1日以降)
  • 費用は、申請1件あたり40.62ドルです。家族4人で162.48ドル(約25,700円)です
  • 申請は、公式サイト(esta.cbp.dhs.gov)で行い、承認後は結果を人数分、保存・印刷します
  • パスポートを新しくしたとき、氏名が変わったときなどは、ESTAを取り直します

ここまでの準備が終われば、あとは現地で何をするかを考える段階です。家族全員が写る写真は、旅の中でいつ撮れそうですか?到着後の家族写真は、プロカメラマンに任せるという選び方もあります。筆者が、家族向けのカジュアルフォト(撮影ツアー)を提供しています。

出発前の準備は、まだ続きます。「ベビーカーや離乳食は、何をどこまで持っていけばいい?」という疑問は、持ち物の記事で整理する予定です【リンク予定:P2-03】。ESTAの手続きを終えた今日が、旅行の準備の大きな一歩です。

よくある質問(FAQ)

Q. 赤ちゃん(0歳)もESTAは必要ですか?

はい、必要です。CBPは、保護者が同伴している子どもも、年齢に関係なく、個別のESTA承認が必要と案内しています。赤ちゃんのパスポートも、あらかじめ用意しておきます。

Q. 子どものESTAは、親が代わりに申請できますか?

できます。CBPは、親族や旅行会社などの第三者が、旅行者に代わってESTAを申請することを認めています。子どもの氏名やパスポートの情報は、保護者が入力します。

Q. 家族全員のESTAは、まとめて申請できますか?

2人以上のグループで申請する方法が、公式サイトに用意されています。グループIDを作ると、最大50件までをまとめて一括で支払えます。グループの連絡担当者は18歳以上で、渡航しなくても構いません。ただし、入力は渡航者1人ごとに別々の申請フォームで行い、承認の結果も1人ずつ確認します。グループの支払いは、2件目の申請を送信してから7日以内に済ませます。

Q. 子どものESTAの費用はいくらですか?

公式サイトでは、申請1件あたり40.62ドルと案内されています(2026年10月16日から)。今回確認した範囲では、子ども向けの割引の記載は見当たりません。家族4人なら、合計162.48ドルです。

Q. ESTAはいつまでに申請すればいいですか?

CBPは、できるだけ早く、旅行の計画を始めたらすぐに申請するよう勧めています。日本の外務省などは、72時間以上前の申請を推奨しています。承認がないと、搭乗を断られる可能性があります。

Q. 子どものパスポートを新しくしたら、ESTAも取り直しですか?

はい、新しいESTAの申請が必要です。ESTAは、渡航に使うパスポートごとに承認されるためです。氏名や国籍が変わった場合も同じで、そのたびに手数料がかかります。

Q. 公式サイト以外の代行サイトで申請してもいいですか?

おすすめしません。CBPは、民間の代行サイトで申請しても承認は早くならず、そのサイトはDHSや米国政府とは無関係だとしています。申請は、公式サイト(esta.cbp.dhs.gov)から行います。

Q. ESTAが承認されなかったら、ハワイへ行けませんか?費用は戻りますか?

ESTAでは行けません。旅行を続けるには、米国大使館または領事館で、非移民ビザの申請が必要です。大使館・領事館では、ESTAが承認されなかった理由の詳細は教えてもらえません。費用は、承認されなかった場合、処理手数料の10.62ドルだけが請求されます。承認されたときに加わる30.00ドルは請求されません。

参照ソース

免責事項

本記事は、日本から米国(ハワイ)へ渡航する子連れ家族向けに、ESTAとパスポートの一般的な手続きを整理したものです。内容は、2026年11月時点のCBP、米国務省、外務省などの公開情報にもとづいています。ESTAの申請画面・手数料・申請要件は、予告なく変更される場合があります。申請の前に、必ず公式サイトの最新の案内をご確認ください。入国の可否や手続きは、空港の係員・入国審査官の指示が最優先です。本記事は法的助言ではありません。

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